早速、入店。 | |
今回、このレビューを行う場所として、いつも行き慣れているモスへ行くことに決定。馴染みのお店を見つけてちょっとした落ち着く空間を作るというのもモス通への第1歩というものである。 と、いうわけで早速店内へ入り、いつものように注文をすることに。ただ、今日に限って唯一違っていることは、これから全部のハンバーガーを頼むということである。胸の高鳴りを抑えつつ、冷静な表情で慣れたやり取りを開始。 | |
「いらっしゃいませ〜、こちらでお召し上がりですかぁ?」 「はい、えーと春待ち大根バーガーを1つ」 「はい春待ち大根バーガーをおひとつ〜」 「モスバーガーを1つ」 「モスバーガーをおひとつ〜」 「モスチーズバーガーを1つ」 「モスチーズバーガーをおひとつ〜」 〜 中 略 〜 「スパイシーチリドッグを1つ」 「はい、スパイシーチリドッグをおひとつ〜」 「あと、ウーロン茶のMサイズをひとつ。以上で」 「はい、ウーロン茶のMサイズが1つで。……えーと、スイマセン。お持ち帰りですよね?」 「いえ、食べていきます」 「あ、お召し上がりで……。全部のハンバーガー1つずつですね」 「ええ。で、領収書ください」 「……あ、わ、わかりました」 | |
正直、店員が少し引いていた。別の店員は笑っていたけれど。 で、書いてもらった、領収書が下の写真。 | |
N.U.D.E.の文字がデカデカと。 | |
Folioの名前を出さなかったことだけは自分でも偉いと思ったが、頼み終わった瞬間、馴染みの店なのにもうこれないなとも思った。いや、くるけど。 余談だが、このモスの近くに総合病院があり、俺は、この場にくるよりそっち行ったほうがよかったんじゃないかと一瞬、本気で思ったのは秘密である。 注文も終わり、席についてごそごそと取材の準備を始めるところにまた店員さんがやってきて一言。 「あの、お持ち帰りじゃ……」 「いえ、食べていきます(即答)」 迷いもなく答えたが、やはり止めておけば良かったということを後々身をもって知ることになる。 | |
準備開始。 | |
気を取り直して取材用のデジカメとノートパソコンを取り出し、ハンバーガー類をセットするお皿も用意。 一見するとデキるライターか何かだろうが、地元ということでラフにも程がある格好。怪しい男そのまんまである。自宅から皿まで持ってきて何やってんだ俺。 そんなわけでエクセルで作成したモスハンバーガーレビュー表を立ち上げ、音楽を聴きながら待つことしばし。 「お待たせしました〜」と言う声と一緒にやってきたのはハンバーガー類の第1陣である。 | |
量的には3分の1だが、かなりの迫力。 | |
この時点で食べ始めても良かったのだが、どうせなら全部集まってから食べようと決意。 で、またちょっと待って、ハンバーガーが全て到着。その写真が下。 | |
量が多すぎて、全て写らない状況。 | |
えーと……。絶句した。あまりに量が多くて、フレームアウト。撮れない。テーブル真上からとってもファインダーに収まらない。 その量に圧倒されながら、これからこれ全部食べるのかと思うと多少気負いするが、まぁ仕方ない。引き受けちゃったし。 そんなわけで気の遠くなるような作業が始まる。この時点で、午後1時。 | |