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読んでてズレないBookCover

ししまる
0.図0
とある書店で本を買うと、店員さんが不思議な形の紙を折り込んで*BOOK COVER*をかけてくれます。そのカバーは電車で立ちながら読んでいてもズレず、きれいな形のままカバーとしての役割を全うしてくれるので、とっても便利。お気に入りどころか、愛用品になってしまいました。そんな便利な*BOOK COVER*の作り方と掛け方をやっとマスターしたので、紹介したいと思います。皆さんも作ってみて下さい。快適で手放せなくなること請け合いです。
1.図1
今回はこの本を使います。
このように、少し厚みのある本でもズレのないカバーが出来ます。
2.図2
普通の本やさんで買うとこんな感じのカバー。
ペロン、とすぐにはずれちゃう。
3.図3
まずは、カバーを本に重ねたまま外して、両端の折り目をハッキリと分かるようにつけます。
4.図4
次に、上下も同じように折り目をつけていきます。
5.図5
折り目を付けたカバーを外して、さらにはっきりとした痕をつけていきます。
この時、丁寧につけておくと、出来上がりがピシッとしたカバーになります。
6.図6
本と重ねてみると、こんな感じです。
7.図7
ここからが本番。
背の部分に向かって切り込みを入れます。45度くらい。
8.図8
上下とも同じように切り込みを入れたら、内側に折り込んでしまいます。
切り落とすよりも、丈夫。
9.図9
背の部分を折り込んだら、本にカバーをかけていきます。
10.図10
両端だけにカバーをかけた状態です。
11.図11
表紙を持ち上げるとこんな風になっています。
12.図12
次の作業をしやすくするための痕をつけるために、カバーの端を本に合わせて三角形に折り、開いておきます。
13.図13
本の表紙と、本自体の間を開いてみて下さい。
14.図14
その間に、さっきつけた三角形の痕の部分(底辺の部分)を差し込んでいきます。
15.図15
キレイに入るとこんな感じ。
4角全て同じように入れていきます。
16.図16
上下も内側に折り込みます。
17.図17
外側から見ると、こんな風になっています。
全て内側に折り込んでいきます。
18.図18
折り込みが終わると、このようになります。
19.図19
丁寧に折り込み痕をつけて、完成です。
これでズレない、快適*BOOKCOVER*の出来上がり!!
Profile
 ししまる(ししまる)
獅威
Folio のデザイン担当
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